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愛と仕事と金

吐いた言葉を見返して自分を知る

 自分探しの旅と言えば青春の一ページですが、就活生には死活問題のようなものですね。 情報を得るのに便利なインターネットというものを使っているのなら、自分探しの旅もその中で完結できるかも知れません。

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昂ぶりを吐露したくなる

 人は喜びよりも悲しみを、慰めよりも怒りにたいして強く吐き出したいと感じるものです。それはインターネットで色濃くみることが出来ます。例えばよくあるネトウヨだとか炎上なんてものもそう。

 別にどうとも思わない人が沢山いるわけですが、どうでもいいとつぶやくことはありません。どうでもいいことをつぶやくのは暇だったり、面白いと思っていたり、自己顕示欲だったりで感情が昂ぶったからではなく、昂ぶらせるために投げかけている言葉です。

 そのため炎上マーケティングなんて言葉も生まれているわけです。

国による違いもある

 感情の他に自己顕示欲的な面を見てみると、日本では弱みを晒すという傾向があります。一方アメリカでは国民総ヒーロー化が強いので悪を叩き正義を叫ぼうとする傾向にあります。トランプ政権の生まれるときにもこれは影響していました。

 こうした傾向は国ごとに違います。同じ事を話しているようでも内面は人それぞれであり、国によっても違うという事を注意しておく必要があります。

自分の言葉をみる

 では今回のポイントです。  自分の言葉を見返してみましょう。そしてできるなら他人の言葉を見ているようにコメントをしてみましょう。人には自動翻訳機能がついていて、自分、家族、他人と相手によって同じ言葉を違うように受け取るようにできています。そのため自分の言葉を他人言葉のように受け取るというのは難しいことですが、コメントをしてみたりそのコメントをする立場を決めてみたりすると少ししやすくなります。

 就職の面接を受け持ったことがありますが、実際に自分をこうだと無意識に思い込んでいる人は多いものです。悪いわけではありませんが、そういう人は他人を責めやすい傾向があると思うのでとらないようにしていました。特に私が行っていたのが中途採用だったのでそれくらいは認識していて欲しかったというのもあります。学生から新卒でとる場合なら多少緩くしたかもしれません。

 さて、自分の言葉はどれくらい残っているでしょうか。携帯やスマホの機種を変えてもバックアップがあったりするので出来る限り見返して欲しいと思いますが、ただの黒歴史的に封じ込めるよりも自分の変化や他人との共通点を見つけるツールとして活用してもらいたいと思います。

 きっとそれは大きな成長に繋がるでしょうから。

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