素敵なはなし

素敵な話になればいい話、色恋と仕事

この言葉を口にできるかどうか

自分が言葉にしていることが全てだと思っていますか。

言葉を「武器」にする技術 ローマの賢者キケローが教える説得術

それができない事実

 言葉にするというのは難しいものです。初めての告白なんていうのは兎に角壁が高いものですね。

 そんな馴染みの言葉でなくても感謝や謝罪ができないというのもよくあります。良い悪いという判断とは別に心理障壁がありどうしても言葉に出来ない場面があるものです。

 また正義であってもその言葉は現実にはできにくいものです。掲示板やSNSでは正義と悪の両極端な言葉が飛び交いますが、現実にはそんなことはありません。それはもちろん、言葉にするということの障壁があるからです。

 気分が悪い時に「愛してる」とか「元気」とかじぶんからどうしても言えないことがありますが、それはこの障壁を証明しているといえます。

 試しに元気のない時、悪いことが重なっている時に 「ラッキー最高絶好調」と言ってみましょう。中々言葉にはしづらく、言ってしまうとさほど気分が悪い状態ではないと気づけます。

 こういう文章を読んでいるときに「全然言えるじゃねーか」と思う人もいるようですが、文章を読んでいると精神がフラットなところに戻っていて言いやすいので本気で無理な気分の時に言えるかどうか考えてみましょう。

嘘と慣れ

 言葉に限らず人は慣れるものです。良いことも悪いことも慣れてしまって自分のしていることがわからないということもよくあるもので、リセットするというのも必要です。

 出来る出来ないと言う話は仕事でよく使われる言葉ですが、兎に角出来ると言わなければいけない職場というのもあります。どうにも面倒なものでそういう職場にいると出来るかどうかを考える思考が停止して、とにかく取り掛かることになってしまうので必要のない失敗を多く産むシステムでもあるといえます。

 好きだとか言う言葉も恋人同士の嘘も初めは照れくさいとか罪悪感とかにまみれていますが、その内何も感じなくなるのが人です。

 言葉というのは力が強いにも関わらず慣れるのも早いのがポイントです。良いことでもあり悪いことでもあります。

言葉にして確認

 言葉にしてみるにはもうひとつ使い道があります。それは確認作業。私は頑張っている、私は不幸だなんて言葉もそうですし、好き嫌いなんて言葉も同じで出してみると自分の意識とは関係なく必ず体が反応します。

 「言葉は慣れる」ので実は普段口にしている言葉も無意識に自分の本心から離れていることがありますが、体は正直です。汗、心拍、目色んな部分にその言葉の嘘がでます。そう嘘発見器のあれですね。それは他人より当然本人のほうが感じるわずかな反応なので自分の言葉にじっくり向き合うと必ずその反応をみわけることができるでしょう。

 どんな素敵な言葉もどんなひどい言葉も口に出していてなんとなく違和感を感じているのにそのままにしていませんか。その違和感を感じた言葉があったらお風呂に入っているときにでも色んな言葉に変換して自分の本当と嘘を探ってみましょう。自分が自分のことをちゃんとわかっているなんてことはまずありませんから。

言葉にしてみよう

 良い言葉はガンガンガシガシ音に出すべきです。音に出せなくても書いたり目に見えるようにするべきです。それによる効果は誰もが疑いようのないレベルですが、実際に言葉にして試している人は少ないものです。  ぜひ良い言葉に登場してもらって自分に良い影響を与えてもらいましょう。

 感謝愛情は当然いいものです一日千回愛を唱えるといいなんて自己啓発もあるくらいですからどんどん言っていきましょう。その他にも私がおすすめしているのが

 「ラッキー最高絶好調で丸儲け」

いやあたまりませんね。全部入りのカレーを注文した時くらいの胃もたれがしそうな大盛りです。もし今すんなり言えるなら今の状態は悪いということはありません。また沢山言ってみると体が少し軽くなることも感じられるかもしれません。

 因みにこの言葉は「わたしならできる」と言うよりも効果が高いので普段緊張したときなどにそう言っている人は言い換えてみてください。

まとめ

言葉は強い、だからこそ言うことに意味がある。 言えるなら大丈夫 言えれば変わる 言えれば耐えられる 言えれば人生をコントロールできる

セイ!

女性を味方にする言葉、敵にする言葉 (PHP文庫)