素敵なはなし

素敵な話になればいい話、色恋と仕事

勝てなくても負けたくない男たち

男の厄介な性格といえば負けを認められないところ。場面が違うだけで女も同じなんですけどね。

負けを認めないというのは実に厄介で、何が厄介って本人が成長できないこと。大人になるって負けを認めることっていう部分もありますよね。

仕事ができる人は「負け方」がうまい

大人

 大人になれって皆言う割に、誰もその中身を具体的に語ることはありませんね。それは要素が一つではないからですが、自分の都合の悪い人に対してばかりそう言う人もたくさんいます。お前が大人になれよって言いたいところですが、面倒くさいことが嫌いなので放置しています。

 恋愛とか稼ぐとか色々な大人の条件に私が加えたい事の一つはこの「負けを認める」ということ。人は平等でいいんですが、それが能力が同じであることとは別です。能力の高い人に任せた方がいい場合もあるし、成長を促すために能力の低い人に任せることもある。そしてそれを指示する人が能力的に上であるとも限らない。

 最近では特に仕事で能力順が意識されていますが、支持するための能力と実働の能力はイコールではないのに従わないとか上からだとか面倒なことになっていますね。

 皆仕事やめればいいのに。

 当たり前のことを追加しますが、言葉だけで認めても意味ないですから。

負けは勝ち

 負けることは大人になるためだけに勧めているわけではありません。負けを認められるといいことがあるんです。それは負けると勝ちと言う場面が多いこと。

 人は買った相手に注目しがちで負けた人から距離を取ります。理由は色々で別に人がゲンキンな生き物だってわけではありません。注目されるというのは気持ちのいいことではありますが、成果が見合っているかと言うと実は殆どの場合勝ちと成果は釣り合っていません。  それにもかかわらず、勝つとそれ以上の成果を求められたり次の成果を求められたり、出来て当然だと思われるようになります。

 なんともやるせない状況ではありますが、実は「自分なり」にやろうと思うと負けている方が自分のしたいようにできるものであることは周りから見ているときにはよく知っているはずです。

 しかし人は可哀想なもので自分が勝ち負けの立場になると勝とうとしてしまうんですね。

負けて成長

 また負けて得るものは楽な生活だけではありません。勝ちたい人たちにとっても負けは重要な勉強になります。足りない部分や必要な部分を知ることもできれば、今までやってこなかったところにチャレンジする機会にもなります。

 しかしそれも負けを認めればこそ。言い訳ばかりで勝っている人はそんな風に知識を得ることもチャレンジすることもありません。もし自分が勉強もチャレンジもしていないと感じたらどこで勝とうとしているのか考えてみるのもいいですね。

 負けて得るものなんて無い。そういうことももちろんあります。例えそういうことがあるとしても今勝とうとしていることはそんな場面ではないと自分に言い聞かせなければ負けを認めることは難しいかもしれません。勝つ負けるというのは本当に難しいことだと先ず知らなければいけないでしょうね。

 負けることは気づきの瞬間です。もしそこで凹んだとしても、そこから立ち直ることは心のバネを強くする事だと多くの研究もあります。勝てば官軍とはいえど負けなければ知れない民の心というのもあるでしょう。

勝って得る

 最後には勝って得ることが重要なことだってあります。言葉だけではそういう場面のことを説明しきれませんが、 それも多くの人にとって既知であると知っています。

 そして勝つという事が競争的なものではなく、成長であることもきっとご存知でしょう。最後に勝てばいいっていうのはそういうことですよね。

 とはいえですよ。飛び込み営業職に多い傾向として負け慣れるというのも問題です。成長は負けることそのものから生まれるわけではありませんからわざと負けたり負けて何も感じないなんてことは避けなければいけません。

 一生懸命やるから負けで気付けることもある。それもまた多くの人が語っていますけれど、私からもまた同じ言葉をかけるしかありません。ただ負けず、ただ終わらず、ただ勝たず。人であることに飽きてる時間はこれっぽっちもないことに気づかないなら井の中の蛙さんになっちゃってるかもしれませんよ。

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