ラッキー最高絶好調で丸儲け
人にはこうするべきと自分たちで決めたルールがある しかしそれを強要することもまたルールに反する またそれが良いと信じるルールも常にそうであるとは限らない
部下が出来たり後輩が出来ると指示をしているうちに自分のルールを押し付けがちです。というか絶対そうしてます。しかしそれは組織のルールなのか自分のルールなのか。
ルールと意思
人には意思がありルールも意思によって作られました。自分がそのルール作りに参加していなかったとしてもそのルールが先にそこにあるのなら自分は従うのもまたルールです。
もしそうしないのであれば次に自分が作ったルールもその次の世代によって破られることを前提としなければいけません。
ルールは秩序であると思われがちですが、それ自体が秩序であるわけではありません。人の意思は常にルールからはみ出ているもので収まる人はいません。その代わり、絶対にルールに収まらないということもありません。
どういうことかといえば、どこかでルールを破ることはあっても決着をルールで付けられないこともないということです。
人は基本的に落としどころを見つけることが出来ます。出来ないとすれば譲りたくないだけであり譲れない幼稚さであり、単に交渉不足です。交渉と言うのが堅苦しければ相談といってもいいでしょう。苦手だとかあの人は無理だとよく言われますが、大体のことは両者に納得される形で収めることは可能です。それがどうしても落ち着けない時そこにルールが働きます。
ルールの意味
ルールはまた別の形でも働きます。そもそものルールは権利を守るもの、権力を押さえるもの、混乱を押さえるものがあります。
本当なら購入した商品やサービスの注意書きにもこれらは三種類とも書かれているべきですが、中々販売側の力を押さえるという文言は載りませんね。いざとなれば言い逃れられる文言ばかりが並んでいます。そのくせ拒否して違うサービスを使う方法もなかったりしますから厄介なものです。
自分たちがルールを作る時は三点を押さえるかたちで作っていくと消費者の信用も得られやすいですね。まあルールを作った人に有利になるというのは人情と言えなくもないんですけれど。