素敵なはなし

素敵な話になればいい話、色恋と仕事

結婚しないんですか?

最近聞かれました。もういい年なのでまあ当然の疑問です。

あなたはいつ、何故結婚しましたか?

この人と結婚していいの? (新潮文庫)

結婚と儀式

結婚につきまとうものの一つと言えば結婚式です。その敷居の高さから私より上の年代ではお金の必要性というのは式のためにも必要と言われます。

一方で、私より若い世代では式をしない人も何割かはいるようです。 式は基本的に当人達のためにあるので好きにしたら良いんですが、2つ指摘しておきましょう。

一つ目、式は区切りである。 結婚をすると生活は変わる。基本的に変わらないのだけれど、その中心は自分ではなく家族にいつの間にか移っていきます。そのことに気づかない内に自分が失われていると感じ、新しい家族としての自分を見つけられないとその家族はまたたく間に分解してしまいます。 そんな時、そうなりそうな時、そうなるかもしれない時、式を思い出すことは家族としての自分の出発点を思い出すという点で重要です。これはカップルが付き合い始めを思い出して関係を立て直すことと同じです。

二つ目、式は挨拶である。 最近では忘れられがちですが、式は対外的な挨拶の場です。そんなものは必要ないと思われるかもしれません。友人の中にはいつの間にか結婚している人も居てだからと言って気にしたことはないのだからと。

しかしかつては結婚をすれば挨拶に廻り、年が明ければ挨拶に廻りしていた。それを式で一括して、残りは手紙でと言うように省略していました。それを今更に省略し無くなると全く挨拶もしないということにもなります。

挨拶なんか。と思うのかもしれませんが、関係性の積み重ねというのは挨拶の積み重ねみたいなものです。ご祝儀や何かも貰っては返し貰っては返しする事が挨拶みたいなものです。

礼儀とお金

最近の式がないことと同じ理由で、式をしてもお金をかけず祝儀で採算をプラスにしようと言う場合もあります。できれば、式は挨拶の場としてプラスマイナスゼロが上限にしたいくらいです。

予定外に多くなることも少なくなることもあるでしょうが、それが悪いことでもありません。それによって借金が出来るなんてことになるくらいならやめておいたほうが良いでしょうが。

ご祝儀に対しては引き出物というものがあります。多くの人は不要なものばかり貰って困っているようですが、それも挨拶です。つながりであり関係性の一つです。いい顔してたなと思い出せれば、その二人の危機に一言出す気にもなります。

お金で繋がるわけではありません。お金は気持ちを表す一つなんです。

今後の予定に大きく影響するような金額にしない限りは出来るところまではお金を自分や家族から出して挨拶をしましょう。

結婚してない人に言われても

全くソノトオリ。 とは言え、当人以外口を出さなくなってしまったらそれこそ世の中の関係性はぺらっぺらです。軽い私に一言だと軽く受け流しておいてください。