モチベーションと成果を上げる言葉
相手の為を思って厳しくしているのに良くならないなんてことはよくあります。 どう言えば組織の成績を上げられるのかわからないということもよくあります。
いつもは関わりそうな本やらを記事の画像に埋め込むのですが、今日はオススメの本を理由とともに書いていきます。
読むべき人
自分や自分のいる組織のモチベーションや成果をあげたい人は必ず読むべき本でしょう。 そうでないとしても自分がどうやら周りから嫌がられている原因が言葉にありそうな人も読むと良いことがあるでしょう。
少し遠回りではありますが、恋人や家族内でも関係性を改善、良好に保ちたいという人にも必要な言葉がたくさん出てきます。どうも人は身近な人に厳しい言葉を使いがちなのでしっかり読み込んでみてください。
もう少し細かく言うと部下のいる人は、自分のチームを育てるために相当役立つ本であると断言できます。
読む理由
相手のために言っていることも、周りの成績を下げているのはあなたの言葉かもしれません。 簡単に言ってしまえば言葉が伝わっていないということですが、事はそう簡単ではありません。
この本では様々な実験を元にほぼ科学的な結果として相手にかけるべき言葉、自分に使う言葉を紹介しています。もし全ての言葉を使いこなしたとすれば、根拠をただ足し算してみると倍以上の成績を残すことになるでしょう。
言葉は難しいもので好きと言ったからと言って恋愛感情なあったりなかったり、ヤバイの一言があらゆる会話に出てきたりします。「こう言って伝わらないなら相手が悪い」なんて言っても結局伝わっていないなら言った方の負けだと思いませんか。
今回は伝え方とは言ってもモチベーションを上げ成績を上げるための言葉だけですが、組織というものに関わらない人というのも中々いないでしょうからこの本は参考になるでしょう。
不安
この本は様々な実験から得たデータが元になっています。しかし実験は多角的に行われていることは少なく、排除されたほうが良いんじゃないかという要素をそのままにしていることもあり 因果関係に疑問も残す科学的根拠という印象が残りました。
この本からその実験の全てがわかるわけではないのですが、偶々私はいくつかの実験を以前から知っていたのでそう感じました。
しかし実験の多くは納得できる方法であり、ちゃんとしたデータであります。 そしてもしこの本を全面的に信用して全ての言葉を使ったとしても失敗して失うものはないでしょう。
言葉と影響の輪
言葉はストレスの元です。いつもと違う言葉を使うだけでも一日やりきると酷く疲れることもあるでしょう。
もちろんその言葉を受ける側にも同じように影響は出ます。自分を下げる言葉をかけられれば表面的には普通にしていても少しずつ遠ざかるようになってしまうこともあります。遠ざかるだけならともかく、多くの場合悪意の有無によらずどういう言葉をかけられて離れているのかはまた別の人との話題に上がるものです。
何を言われようと関係ないという人は多いですが、実際に影響があるのに関係ないとはやはりいえない言ってる場合ではないでしょう。
また相手の成果は自分の成果ということもあります。 上司でなくても周りを調子づかせる、良い影響を与えることは評価も上がるでしょう。それに周りが機嫌よく仕事をやっていて自分の苦労が増えるなんてことはありません。
言葉をうまく使っていくことは自分のストレスを減らすことにもなりますし、将来に上手に乗っていくということでもあります。
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