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愛と仕事と金

一流になる波の掴み方

タイトル考えたんですがどうしても波乗りしてるみたいになるんですけれど、サーフィンの話ではないことだけ初めに言っておきますね。

一流の人のことを全てを超越したように捉えている人が結構多いんです。 けれど、そんな人は一流の中でも一部と言うか人間の中でも一部と言うか、それはまた別次元の話なんですよね。

一流に鳴ることは無理でも一流ぽくなることは結構出来るんだって話です。そこから一流になることもあるでしょう。

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一流の中の三流

まずは一流の人をこきおろして身近に感じてみましょう。別にそういう人を下に見ているとか妬み嫉みで書いているわけではないですから。ほんと。

一流の人って自分の出来ることに対してはもちろん一流なんですが、それ以外からっきしということもよくあります。たとえば買い物もろくにできない人もたくさんいますし、家事なんてできない人のほうが多いかもしれない。

ひどいのは一流だからってそれをお金にできていない場合ですよね。それをやらせれば誰も敵わないんだけれどそこに誰もお金を払わない。払えるシステムを作れる人が周りにいたり自分ができないと何もお金にはなりませんから、ただ趣味のすごい人みたいなことにもなりがちです。

そういうことを言っているとなんだか天才肌の人ばかり思い浮かべそうですが、そんなことはなく一流になる人はそこにかける時間や集中が他の人とは違います。そりゃ家事も買い物もできなくて当然と言うことになるのかもしれません。

だからといって一流の部分だけで偉そうにされても、じゃあできない部分では卑下て自虐してねだるようにしてくれるんならトントンかなと。

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一流の一流たる集中

前に少し出ましたが、一流の一流たる所以はそこにかける集中です。時間も思考も行動全てがそこにつながっている。

簡単な場合では誰でも職業病の一つとして仕事上の立場で周りを見てしまうというのがあります。それをもっと突き詰めてケチ付けっぱなし、感心しっぱなしではなくそこから更に自分のものにしていく思考が常に働いていくことが一流へ向かう道です。

他人と自分は別、とはいえ他人にできることを自分のものにすることは盗人ではなく成長と言う。 最近ではそういう見取りも盗人のように扱われやすいですが、技術も工夫も敬意を持って盗むべきものです。

一流の人は当然のように盗みますし、自分にどうにもならないなら簡単に人に譲ります。自分に出来ることに集中することは全体の効率をあげることにもなります。

ただし、初めから自分にはアレコレができないと言うのは一流の集中に当たらず、ただのやりたいことだけをやる子供と変わりません。可能性を狭めるだけの拒否は一流どころか三流に自ら向かう愚行ではないでしょうか。

子供と一流

とはいえ集中も時間も家族にもたらされるということはよくあるものです。それは恵みでもあり束縛でもありますが、親は自分の知識や経験の結晶を子供に伝えるべきではあろうと思います。

子供としては青春を台無しにしたと思うこともあるでしょうが、受け取った結晶を一つの結果としては喜ぶべきでしょう。

しかしそれらは子供らしく過ごす時間を潰すものかもしれない。親として子供のためにしているとはいえ子供にとって泣いて苦しんで過ごした記憶ばかりの事は結局一流のための時間に繋がりにくくなるものです。

子供とは言葉を知らない外国人のようなものです。思考も感情もあるけれど伝える手段がない。 だからこそ何故どうして、どうやって、伝える方法は常に更新していかなければ全ての時間は一流に向かう途中で全て捨て去ることにならざるを得ない。

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三流の中の一流

周りのことを考えるなら、一流を目指すことは諦める方が楽です。 何に関しても一流を目指すということは周りへの影響があり、それは多くの場合迷惑をかけるということです。良く言えば周りの応援あっての一流ということでもありますが、それを強いることは難しいことも多い。

しかし一流というのは誰の中にでもあるものです。

それは集中してきたものの中に。つまり若いうちには見つけにくいものですが、自分が続けてきたことの中に一流はあります。そして一流は何か一つの中にではなく、何かと混ざって一流の色になります。自分の人生の経験と集中が一流であります。

誰よりも上ということになると難しいものですが、一流というのは別にトップになるということでもありませんから他人の成果に気を散らさず自分の質に集中しましょう。

自分の質とは経験と時間をかけてきたものに気分が乗った結果です。 いつでも一流の成果を出すというのは難しいものですが自分の調子の良い時は一流であるということなら凡その人が結果を出せるでしょう。

そしてその為に自分の調子の良いときを作る練習や、経験を広げたり継続を諦めないことに注意しましょう。

チャンスの神はハゲかもしれない

一流の人が一流たる所以というのはかきましたが、一流の人が世に認められるために必要なものがもう一つありますね。それがチャンスです。

運とも言いますが、コレが訪れない人もまたいないと思います。しかし気づかない人、つかむ気のない人はたくさんいます。準備せずにチャンスは掴めないので経験も継続も集中も調子も整えない人はチャンスの神様の後ろ姿だけを見てあいつには掴む髪の毛がなかったというのかもしれません。