自己啓発をいくらしても苦しさがなくなるわけではない
これとっても大事なことだと思うんですが、引き寄せとか7つの習慣とか古典から新興まで色々自己啓発はあってもどれをどうやっても現実にある苦しさがなくなるなんてことは絶対にありません。
この世にある苦しさ
この世には様々な苦しさがあります。それはもうありとあらゆる苦しさがありますが、その殆どは人が関わっています。
会社とか恋愛とか親族とか近所とか。 お金にしても人がいなければ問題にすらならなかったというような物ばかりです。
人は人によって苦しさを感じています。つまり自分がどうあっても人がいる限り苦しさは生まれ続けるということです。
自己啓発のいう楽しさ
それでも自己啓発は楽しそうな雰囲気を強調します。 生き生きとした笑顔と汗を感じさせるものばかりです。
それは焦点の違いにあります。 自分の感じる苦しさは社会に向けて、つまり外側に向けて存在します。一方で自己啓発の楽しさは自分の中のものです。
精一杯頑張っている自分。理路整然としていて溌剌としていて、健康的で、凛とし前を向いている自分です。
それは周りから見れば楽しそうだなというものです。本人は苦しんでいても周りから見ればあっけらかんとした楽天家かもしれません。
苦しいけれど楽しいこと
自己啓発をすれば苦しいことがなくなるなんてことはやっぱりありません。
少しだけ他の人より捉え方が変わるだけです。 それはスポーツのようなものです。
スポーツをしている本人はぶつかって痛くてもトレーニングが苦しくても楽しいと言うことがほとんどです。しかし興味のない人から見ればスポーツは何のために苦しんでいるのかわからないというようなことばかりをしています。
自分の取り組むことは全てが、全てではなくてもその殆どはスポーツのようなものだということです。トレーニングし、チャレンジし、失敗し、挫折をしてもまた次のトレーニングとチャレンジに向かうのです。顔は険しいかもしれません。汗をかき怪我もしているかもしれません。それでも選手は立ち向かいます。
幾つかの成功と名誉を求めて。