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愛と仕事と金

自分も気づいてない大切な事を見つけ出す方法

周りの人に直接話してみるとすぐわかりますが、ほとんどの人は自分が大切にしていることを把握していません。
なんなら間違えていることさえ少なくありません。
 
自分が大切にしてるんだからちょっと真剣に見直したほうがええんちゃいますか。
 
 
 

勘違い

まずはよくある勘違いについて。
自分のことなのに勘違いしている人で多いのは、単一のことに縛られることです。その中でも「お金」は思いつきやすいのと考えなくてもある程度信用できるものなので納得してしまいがち。
 
お金は大事ですが、よく言われることを言えばお金でなにを感じることが出来るかが本当に大事です。何にお金を使い、何を得て、何を感じるのか。そこまで見なければ自分が大切にしているものはわかりません。
 
怒ること。これも大事なことだから怒るといわれがちですが、実際は大事なことは冷静に話したくなるものです。怒るのは自分の期待と外れた時。もちろんそれが自分自身だったり、期待していることが大事なことであることもあります。しかし、怒ることにとらわれてしまうと、怒った直接の原因にだけ結び付けて終わりになってしまいます。
 
悲しむこと。泣いたりつらかったりすると、それだけ大事だったんだという話になりますね。しかしこれも上二つと同じで浅く捉えてしまうものです。
人は何かを失うと悲しみます。自分が気づかなかったものに悲しむならそれは大事だったのかもしれませんが、無意識に悲しむことを自分で誘導していることが結構あります。こうなると悲しむために悲しむことになっています。自分のキャラ作りのための悲しみです。キャラ作りは大事ですが、自分が本当に大事にしていることを知ることにはなりませんね。
 
 
 

本当に大事なこと

 
本当に自分が大事にしている事を見つけるのに簡単な方法は積み重ねです。
要はチェック項目に当てはまるものを思いつくだけあげていって、同じ事が何回も出て来ればそれは大事にしているという認識です。
 

ALL ABOUT“ME

自分の思っている大事な事とはずれたりすると否定したくなる気持ちもわかりますが、それはそれとして自分の一面として受け入れましょう。
 

 

チェック項目は以下の通りです。
 
  1. お金をかけているもの 最近一年で買う頻度の高かったもの、お金をかけたものをあげてください。
  2. コスパを意識するもの コストはかけるけれど限度がある。これは自分がある程度理解が深まらなければできない事です。
  3. 思考を占めている事 日々変わる中でもよく考えていることがあります。細かい名前であげておきましょう。
  4. 時間かけているもの 時間は人格そのものです。これまで何に時間を費やしたのかあげてみましょう。
  5. 身の回りに多いもの 環境は自分を作ります。あるタイプの人や物、収集していると言われそうなものです。
  6. 出てくる言葉 意識していなくても言葉は自分です。する話や言葉です。周りにも聞いてみてください。
  7. しないもの 価値観の中には取り入れたくないという価値観もありますね。無意識にも離れているものを探しましょう。
  8. アンラッキーなもの 不運、アンラッキーだと認識するものは自分が大切な大切なものを失うことです。一度アンラッキーを書き出してみて、アンラッキーによって失ったものを書いてください。
  9. 感情の大きく動いたもの 怒ったり泣いたり喜んだものです。何が起きて怒ったのかではなく、それによって何を失って怒ったのか。例えば喜びは何かを貰った事によって自分が慕われていることなどを感じて喜ぶものです。
 

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チェック一つずつ、なるべく多く引き出すことが大切です。そして重なる事や、グループ分けできる事を分けていきましょう。
簡単に言えば何度も出てくる事は大事な事です。それ以外にも書いてみると思った以上に自分の中に多くあるものが見つかったりもします。人の大切なものは変わりますが、残るもの共通するものもあるでしょう。
 
またこのチェックは何度かするうちに新しく見つかることもよくあります。はじめはまず二、三度やってみて時間をあけてまたやってみましょう。年一回だと忘れやすい場合は三ヶ月に一度など自分に合わせることも大切です。