サボリ魔は妄想魔かも 対処は?
私は昔からサボリ魔でした。何かと言えば遅かったりやらなかったりで怒られる人です。 そんな私がサボリ魔について考えたところ、こんな答えになったんです。
「サボリ魔は脳みそが忙しい」
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そもそも私が何でサボリ魔だったか、というところがスタートでありゴールなんですが、それは単に面倒臭いというものともう一つ理由がありました。
私がサボる時、それは思考が動いている時です。 誰でも思考してるだろうがと言われるかもしれませんが、誰もが同じように思考し同じように処理できるわけではありませんよね。
私の場合思考し始めると物語調にその思考を進めていきます。その中で他の登場人物との会話や情景まで再生されています。そのためかどうかは他の人との比較ができないのでわかりませんが、私が思考を始めると手が止まる、ボーッとするなどの症状があります。時には独り言でその情景での会話を外に出していたこともあったでしょう。
子供はそういうものだという事にならないのは、当時の周囲との比較で判断できていました。
サボリ魔の中には単純に面倒だとしか言わない人もいますが、症状を見てみると同じような人は年齢にかかわらずよくいるようです。サボるといよりは状況よりも思考が優先されすぎている状態です。
タイプにもよりますが、ギリギリになればやれるという人はこういった思考に縛られている人が多いです。
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周りのサボリ魔への対処
もし周りにサボリ魔がいて、その人がこういうタイプに見えたら、いやこういうタイプに見えなくてもやってみて欲しい対策があります。
時間を絞る
仕事や作業などは終わりを時間で縛ってみてください。あなたに権限がないとしても、お願いや手伝いという形で時間を区切ることはできるはずです。
声をかける
また、サボっている様を見飽きても声をかけてあげてください。本人望んでそうしているとは限らないですから、注意よりも普通に声をかけてあげてください。
何で自分がそんなことしないといけないのか。そう言われると別に義務はないので放置しても構いません。しかしそういう人をコントロールできると作業のボトルネックは大きく変わるはずです。それに人を動かせるようになるって楽しいもんです。特にサボっているのを横目にイライラするよりはよっぽど。
サボる自分への対処
自分の事をコントロールするのは、人間の至高の状態であります。一方で大人として当然という部分もあるので自分をコントロールできていると思っている人は多いものです。 とにかく、人の事より自分の事。自分のコントロールにまずは全力で挑みましょう。
とにかく一歩
サボる時は行動よりも先にイメージが走ります。思考が進み時間が経つと更に別の問題が生まれたり心配が生まれたりして一向に進めなくなってしまう。そのためイメージが出てしまうまえにとにかく何か行動をしてしまいましょう。
細かい区切り
仕事など長時間にわたる作業では、1時間のうち15分は休憩する方がいいという話もあります。 状況によって合わせる必要はありますが、強制的に時間を区切ることで思考に占有されるタイミングを切っていきましょう。
目覚ましのようなものを鳴らすのは迷惑ですし、何もないと時計ばかりを見てしまうこともありますので45分タイマーや50分タイマーを携帯電話に設定し、作業開始と同時にスタートする癖をつけましょう。
思考と自分は別物
思考するのは自分です。その中にいるのも自分です。しかしそれはただの妄想で、「自分の意志」を持ったものではないことがほとんどです。
自分の思考に縛られるだなんて格好の悪いのは卒業してコントロールしてやりましょう。 自分を一番よくわかっている、一番よく使えるのは自分でしょう?