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愛と仕事と金

今日何をやめて新しいものを得るか

人が出来ることは無限でもあり限られてもいます。ものの見方によるって話ですが今必要なことはすでに目の前にあるものです。

 

今するなら何かをやめなければ、時間も能力も足りないものです。

なら何をやめますか。

 

 

新装・増補版 「捨てる!」技術 (宝島社新書)

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何かをやめてスペースを作る


自分が何かを始めるのに必要なスペースは空いているように感じてしまったり、同じ状況の人でもいくらでも余裕があるのにないように見えたりもします。

 

自分で空けることのできるものを確認しましょう。


時間


一番わかりやすいものでもあり、わかりにくいものは「時間」です。人の意識している時間は寝る時間、仕事の時間、他の用事などですが雑多に過ごしている時間はほとんど認識されないからです。

 

まずはわかりやすい時間を削るより、じぶんの行動を円グラフに入れてみましょう。起きてから寝るまでなるべく細かく。書けないところは余裕予備時間として認識して概ね問題ありません。



悲しみに溢れている時に喜びは入る余地がありません。逆もまた然り。しかしこれは「今」を切り取った時の話で、実際は入れ替え制でドンドン新しくなっています。

 

自分がその気持ちに浸りたいなら、その感情のままじっとしていればいいですし、入れ替えたいなら何でもいいので体を動かすことで新しい感情を入れることができます。

 

これは大切なことを忘れてしまうということではなく、大切なことをも抱きしめていては全体像が見えないですよということ。

 


人の体には限界があります。ある程度まで鍛えることも可能ですから、いくらかは苦しい思いをしてでもやる方がいいでしょう。しかし体を壊すほどではいけませんよね。

 

何をして何をしないか選んでいく必要があるのは誰が見ても明らかです。特に周りから見ると要らないと思えるものは多いもの、誰かに言われたら意固地になるまえに一度振り返ってみましょう。


思考


心と違うのは、事象に対する反応ではなく、じぶんで考えることということ。

 

普通人は並行して何かを考えたりはしません。深層では並行思考も起こりますが表層的に見れば考え事をしながら他の問題を解くようなことはできないのが人です。

 

多くの場合は同じ思考がなんども繰り返されてしまうので、一度ノートや日記に書くことで思考をまとめ次に進むことができます。

 

 



何かを捨てるということ


何かを得るために何かを捨てる。こういうと反発も多いですが、一度手放すことはクリーニングに出すようなものです。

 

大抵のことは見え方が変わってまた自分のものになりますし、その時は以前よりもずっと自分が前に進んでいることを感じられます。

 

トライアスロンをするのにわざわざ自転車を担いだまま走ったり泳いだりしなくていいわけです。

その時のベストパフォーマンスを出すためには、必要なものを見極める必要がありますね。