自分の熱を持ち続ける方法は?
何かをしようというとき熱はある。
しかしその熱は程なく消える。
そんな事が誰の身にも刻まれているでしょう。別に大きな事に限りません。
部屋を片付けようと思って意気込んだけれどいつの間にか違うことをしていたり。一年の目標を立てて勢いこんだものの竜頭蛇尾。
どうすれば自分の熱を保つことが出来るでしょうか。
偉い人はなぜか、熱をもて!といいますが、熱の持ち方を教えてくれません。
熱をもて!
熱を持つ理由は何でしょうか。
それはなんでも構いません。名誉でも金でも褒美でもなんでもいいんです。
しかし、もし熱がなければ今が変わることはありません。
もう多くの方に語られることですが、人は変わる事を避けます。今がどんなに苦しくても、変わる事よりも今にすがってしまうのが人です。
別に私はその人たちを否定はしませんが、私は楽しく過ごしたい。
変化の中に楽しさはあります。生きがいがあります。生まれるものが、得るものが、与えられるものがあります。
そのためには変化を起こすための熱を持たなければいけないのです。誰かを変えるのではなく自分を変え続けるために。
熱と燃料
熱といえば火ですが、燃えるためには燃料が必要ですね。
これをやるぞ!といってもやるための先が必要ということです。変わる先にあるものが何なのか、そこで得る心は何なのかそれが燃料です。
部屋を片付けるというのは面倒なことです。しかしその先にはきれいな部屋、過ごしやすい部屋、ゴキブリがでないとか恋人を呼ぶとか集中できるとか得るものがあります。
そして、そうなれば自分はどう感じるでしょうか。
基本的に、燃料はモノを考えがちですが、その時感じる自分の感情や状態の方が燃料としては優秀であることが知られています。
例えば労働のあとの冷たいビール。それはビールそのものよりもその時どう感じているかが重要なわけです。爽快感?充実感?達成感?
それが燃料です。
火は揺れる
熱は冷める。それは誰でも同じです。
どんなに熱い人でも、松岡修造さんだとしてもその熱は冷めるときがあります。
そんな事は当たり前なんですが、目的に向かうとき、その冷めるということを嫌悪してしてしまう人が多いです。
冷めてしまったので終わり。
冷めたので仕方がない。
自分はそういう人だから。
楽しくないですね。途中で終わって何も成さず。やりきったときの気持ちをどこに隠してしまったんでしょうか。
熱が冷めるなんて当たり前です。恋だろうが不倫だろうが、燃えれば冷めるんです。
その後燃料を継ぎ足せればあらゆるものは成り、達成し、得ることができる。
燃料なんか一つではありません。変わるものです。目標が変わることだってあります。
炭はジリジリ燃え続けます。
気化したガソリンは爆発します。
燃料の質だって様々なんです。
楽しさの中にはいつだって熱があります。燃料を足して変えてどんどん燃えましょう。
自分の燃やし方は自分で見つけないと行けないんですけどね。