集中力を発揮する環境作り
集中力は誰にでもあります。これは(◯◯を除く)みたいな事はなく全ての人に備わっています。
しかし、人を選ぶという事はなくても状況は選ぶでしょう。
その状況作りについて見ていきます。
場所選び
そもそも幼い頃に過ごした環境の影響力は凄まじいものです。自分で意識していなくても、必ず出てきます。それは集中の環境作りでも。
もし幼い頃から静かな夜に自室で勉強やなんかに集中するようにしていたのなら今でもそれが良いでしょう。
もし周りのうるさい環境が長かったのなら、むしろ静かな環境で落ち着けないということもあります。
図書館などはさほど静かなものでもなく、常にそこそこの音がするので前者ならばイヤホンが必要で、後者の方が馴染めるでしょう。
また落ち着きという問題もあります。集中しているからといってじっとしているかといえばそうでもありません。
貧乏ゆすりや体を動かす、キョロキョロするなどは集中とは別に存在するので、もし子供が勉強中にソワソワしてもしからないようにしたいですね。
しかし、これは場所選びでは問題になります。大勢の中ではこのソワソワは周りに影響を与えてしまうからですね。だからと言って無理に止めることもできません。出来るのなら他の人のいない場所の方が良いでしょう。
前述の図書館などは実は結構このソワソワを許容できるので良いかもしれません。
社会人であれば落ち着きのあるカフェやレストランよりファミレス向きと言えるでしょう。
子供の学習にはリビングが良いとも言われます。自制心の幼い場合は大人でも同じようにリビングで作業したほうが良いでしょう。
他にも家で書斎のような場所でも子供の近くのほうが安心する人などは、外でも子供のいる場所のほうが集中しやすかったりします。
自分の場所を見つけるというのは難しい場合もありますが、見つけた時の喜びや見つけるまでの楽しみがありますね。じっくり自分の場所を探してみましょう。普段入らないあそこが特別な場所になるかもしれません。
ファミレスの良いところ
私は家でほとんど作業をしないのですが、できないという部分も多くあります。それは居心地であったり、閉塞感であったりと様々ですがそんな時に使うのがファミレスやミスドです。
この辺りの良いところは、ただコーヒーを飲んで頑張るというだけではありません。
お代わりができる!甘いものがある!人がいる!じっくりできる!Wi-Fiがある!
良いとこだらけですね。
ファミレスなどで落ち着かない人には、スマホ用の集中出来ると大人気のノイズアプリや雑音除去してくれるデジタル耳栓などがオススメです。
今はほとんどの方がスマホで情報を入手できるのでこの辺りも気になりませんし、逆に遮断したい場合も放置しやすい環境と言えます。
何と言っても常に人がいて行き来しているというのは私には重要です。様々な人の聞こえてくる話から次のことを考えたり、観察してみたりとそれだけで学ぶことができます。
効率は突き詰めない先にある
日本ではブラック企業や社畜など長時間それに関わり続けることで何かを得ようとすることが多くあります、しかし私個人としては適度に離れることこそが効率的で集中出来ると考えています。
週4日業務や作業時間の短縮が良いという研究結果も幾つかありますし、1日離れれば取り戻すのに3日かかるというようなサボリ魔を相手にするような話よりは、適度なリフレッシュで回復することのほうが良いのではないでしょうか。
他にも時々集中からしっかり離れることは客観的に環境を見つめ直したり、パフォーマンスを見つめ直したりするのに必要です。
たとえ離れたとしても自分のやらなければいけないことから完全にアタマが離れるというのはなかなか無いことなので、完全に隔離するほうが難しいことかもしれませんね。