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愛と仕事と金

自分のタイプを語るなら上手にね

自分のタイプを決めつけない

 

自分を変える89の方法



自分で語るほど自分を縛るものはない
「私はそういうのやらないから」というのをよく聞きますね。当然言った事もあるでしょう。


しかし言葉に出す事で縛られてしまうのが人間の悲しいところ。自分はコレをしないという事で逆にやろうとする自分を縛っていないでしょうか。


他人に言われる時はまだマシなもので、自分から否定する事ができます。しかし自分で言う時は周りの人が必ず否定してくれるわけではありませんし、そもそも否定するべきと思ってもいないでしょう。 大抵は本人が言っていることを否定すると反感を買いますからね。

 


自分はこうだからというのは、タイプというだけの話ではなく、言い訳にもつかわれますし何より使われて勿体ないのは思考の結果だと勘違いしてしまう事です。


試しに理由を出さずに何かをやらないと言った人にその理由を聞いてみると殆どはくつがえせます。別に意地悪な物言いで言い返したりする事もなく、ただ理由を丁寧に聞いてみるだけで覆るものです。


営業のテクニックにも、否定したいだけの相手に明確な理由を求めるというものがありますが気分は理屈をくつがえさないという事ですね。


しかし何度も同じ事を言っているといつのまにか自分の考えた結果であるように信念を持ち始めます。運動をしないとか、働かないというものも初めは大した理由もなかったりするのに徐々にそういう信念として重さを持ち始めますよね。


そしてその重さに生きにくさを感じる事ももはや日常と言っていいでしょう。

 


自分のタイプは変わるもの

そうやって自分の理論、理屈信念は塗り重ねられ思いを重ねられ変わっていきます。


出会いや環境でも変わりますがそういうものと違って、目の前に変化がないだけに自分が意識しにくいというのがポイントです。ふんわりと摑みどころもなく、自分を支配していくこんな恐ろしいポイントをしっかり意識した事があったでしょうか。


もしないとすれば後悔が待っているかもしれません。塞翁が馬というかもしれませんが、知ってて受け入れるのと知らずに気づきに至るのとでは全く違います。


「なんでそんな風に生きてるの?」と聞かれて「なんとなく」というのもありっちゃあありです。適当さがカッコいいというのもあります。しかし、私は自分のターニングポイントや根源となったものを知っていたいし感謝や納得をしていたいと思うので自分のタイプを断言せずにいたい。


外から見える私は1つでも中身にある自分は1つでもそこに至る思考は幾万幾億あってこそだと。とまあそんな事をいつもグダグダ人に語りはしませんが笑ってはそう言えるくらいではいたいとおもいます。


人から見て、また自分で変わらないと言うのは、60兆とか37兆とか言われる人間の細胞が大体同じように並んでるねというだけのもので、その内入れ替わった細胞や思考はどんどん変わっていくものです。

 

 

 


人のタイプを語ると?

さて自分の事は語ると自分を縛りますが同じように他人にも縛られます。とくに親というのは生まれてからずっっっと言葉を子供に浴びせるものですからその影響力は甚大です。


もし親でなくても後輩や周りの人に同じように言葉を浴びせ続けるとどうなるでしょうか。初めは不快に感じるだけかもしれません。とくに大人になってからだと思考や判断基準がしっかりしていますから決めつけたタイプを不快に感じる事は多いでしょう。


しかし子供の場合、大人でも不快に思うことすら無くなるほど言われ続けたタイプは次第に思考を支配します。子供にも大人にも間違った事を正す必要はありますが、それは具体的なダメな事を否定する言葉を使うべきで自分物を否定する言葉は避けたほうが良いでしょう。


それを利用する事もできます。自分とは合わないと思う人から遠ざかるのではなく近づいて良いイメージの言葉を浴びせまくると次第に自分にとって良い人は出来上がってきます。


ちなみに私の周りは何故か良い人が多いんですよね。

 

 

ダメな自分を救う本 人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック (祥伝社黄金文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)


自分のタイプをあえて語っていこう

さらに自分を縛る言葉は自分を変える助けにもなるでしょう。


それは自分を固定化する言葉ではなく、変化を促すような言葉をたくさん使う事です。


自分に都合の良い言葉はいくらでもあるもので今の自分と矛盾せずに存在できる言葉を探してみるのも良いでしょう。


同時にそれを周りにも語る事で環境も変わっていくことになります。