物欲センサーで失敗しないために
欲しいものは書き出せ!事細かに書くんだ!というのはまあ私もいうことで、自己啓発や自己実現のためのセミナー見たなものに行けば当然のように言われることです。
しかしそこに困った問題があるとすれば「物欲センサー」ですね。欲しいと思ったものがいらないときに手に入る。欲しいと思ったときにそこにない探し物は忘れた頃に現れるというあれです。
こいつをどうにかしようということで考えていきましょう。
書けば叶うわけ
物欲センサーはその名の通り、自分の物欲を表したものです。一方で書けば叶うといいますが、一方で物欲センサーではね返されるという実感を持っている人はめちゃくちゃ多いですよね。私もよくはね返されて悲しい思いをしました。
どちらかが嘘なのかといえばそんなことはありません。書けば叶うというのは書き出すことで自分の外に欲を置くことができるからです。
自分の思考から追い出して落ち着くことが出来る。また目に見えるものになることで意識が別の形を持つことになります。
別の形とは欲しいものそのものから少し周りまで見えるようになることです。
例えば車が欲しいと思っていた時。思考だけの場合中断してもまた初めから何度も同じ思考を繰り返してなかなか進みません。そのくせ欲しいという欲求は高まっていきます。
そこで一度書いてみる。書き出すと車そのものは思考から外れて駐車場や保険、乗る場所などもってからの様々なことに思考が動き出すわけです。
これはアイデアを育てる時や会議の板書など様々なところで行われていることと同じです。
物欲センサーが強い時
人の思考は面白いもので考えないというのが難しい。イラついている時にには忘れようと思えば思うほど怒り狂い、好きになってはいけない人だと思えば思うほど好きになる。
そういった逆思考は身に覚えがあるでしょう。
しかし一度外に出すと案外すっきりと消えてしまうのも思考です。話せば楽になるというのもあれば日記に書くとすっきりする、怒りもおさまる悲しみも落ち着くものです。
好きということに関しては自覚してしまうと暴走する特徴もあるので書くほど辛いかもしれません。そこは書き方を知る必要があるでしょう。
物欲センサーが強くなる時は吐き出すところがない時です。
物欲センサー返し
物欲センサーに対抗するにはどこかに書いたりするのがいいということでした。
しかしここでさらに問題があります。物欲センサーはいつ発動するのかわからない。
そのため自分がなんでもうまく処理できるわけではないということです。
センサー発動後に反省の意味も込めて吐き出す場合もあれば、事前に用意することもある。どちらにしても言えることは常に出すようにしておけば自分はどんどん成長するということです。
思考も進みますし、手に入るものも増える。処理がどんどん上手くなれば色々なことが上手くいく。
ということで、まずは書き出すためのノートを用意して箇条書きにでもしてみてはいかがでしょうか。