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素敵なはなし

素敵な話になればいい話、色恋と仕事

不倫、浮気、大人の関係が美しく見える時

大人同士の付き合いといえば契約関係だ。しかしそれの及ばない口約束すらない曖昧な関係を望む関係もまた大人の関係なのだろう。


浮気や不倫を語るには日本人やらイタリア人やらと国を分けて考えることが多いがここでは地球人としてまとめて見て行こう。

 

 

 

 

 


契約関係


大人になると多くのサインをするようになる。主に支払いに関するものだが中には婚姻や離婚もあるだろう。


時には幸せで時には悲しみの契約だが、その中身をしっかり吟味している人は数えるほどしかいない。支払いは変えようがないサインしなければ進まない、そういう諦めもあるのが契約関係の現状なのだ。


そんな中内容すら提案し合っていない契約は結婚である。それは他の契約関係にまで影響を及ぼす。

 


暗黙の関係


ラーメン屋に行ってラーメンは5種類あるのに注文はラーメンとしか通じない店があったら面白いかもしれない。しかし支払いは食べてから提示されるとなると二の足を踏むだろう。


結婚はそんなものでは済まない。生活の全てを多分大丈夫と賭けるのだ。特に感情の絡む問題も多いので契約内容を決めたところでどうにもならないが。

 


そしてその感情を最も揺さぶるのが他の人間との絡みだ。これがもう1つの大人の関係、不倫、浮気である。


こちらは書面も何もあったもんじゃない。
下手をすれば酒の流れで同意すらない。

 

馬鹿馬鹿しいのは相談に乗ってもらったら身体に乗られていたみたいな話だ。馬鹿馬鹿しいが馬鹿馬鹿しくなるほど多い。話にならなかったのはその状態まで行って大人の関係も続けつつまだ相談に乗ってもらっているという人に会ったこと。もはやぐうのねもでない。


暗黙も何も成立していない関係だ。

 


しかし暗黙とは美しいもので強いものでもある。言葉にした瞬間に壊れる関係がどれだけ多いか、無意識に人は理解しているからこそ暗黙という手段を用いている。

 

 

 

 

 

 


暗黙の中の諦め


暗黙は美しい。お互いが気持ちを秘めるからこそそこに美しさがある。それは片思いと変わらない美しさだ。しかし片思いも大人の関係も出して仕舞えば変わってしまう。思い描いていたものを欲してしまう、それ以上を欲してしまう。


それに怯えるからこそ、自分の密かな願いをただ願い続けられるからこそ暗黙であり続ける。


しかし、それは関係性の諦めでもある。進展、発展、欲求、願い全てをただ妄想するだけの状態だ。

 

 


もしそこに希望があるのなら口にしなければいけない。変化と同時に終わるかもしれないが、ただ強請る我儘よりは自分にとっていい終わりになるだろう。それもまた美しく自分には見えるだろう。