自分を変えるためにできること
人には変わりたい時がある。何かを失ったり、夢を持ったり、理由はそれぞれあるけれど変われるかどうかを決めるのが個人の資質だけだなんてことは断じてない。
ただし変わるための工夫は必要で、変わる意思と行動を持って人は変わる。意思は自分で持つのだから工夫について見てみる。
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今日のポイント
- 変わる手段は少ない
- 変わるために
- 刷り込み強化
変わる手段は少ない
人が変わるためにきっかけとなるのは環境の変化がほとんどだ。立場が変わったり場所が変わったり周りの人が変わるなどが自分を変える事になる。
しかし意思を持って変わろうとするときはそれを利用できないこともある。人を変えると言っても周りの人をじぶんの意思で入れ替えはできないし、引越しも仕事を変えるのもそうそうできそうにない。
変わるために
自分で変わるためには新しい自分を先に作る必要がある。よく言われる事でなりたい自分を想像し続ければいつかなれるみたいなものだ。
もう少し具体的にその想像を作りこんでいくことで自分を変える事ができるが、一般的に思考するというだけで出来るほど人が変わるということは簡単ではない。自分で変わったと言っている人がその人は本人がどう思っているかは関係なく、それなりの工夫があったはずだ。
その工夫を感覚で分けると
- 視覚
- 触覚
- 聴覚
の3つになる。記憶というだけなら味覚などの記憶もあるが、自分を変えるために必要な感覚はこの3つで、これらをフルに活用することで変化をつくことができる。
視覚でいえば家のいたるところに目標などを書いて貼ってあるというのを聞いたことがないだろうか。常に見ることで自然と思考が寄ってくる。
触覚はなりきりといってもいい。目の前のもの身の回りのものを変わった自分を基準で揃えていく。そうすることで自分の脳を騙していくことができる。
聴覚は無意識に働く感覚として重要だ。勉強なども音で聴く、自分で声を出すことでそれを聞くというのが効果に現れるというのは受験界隈では定番だ。
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刷り込み強化
それらの感覚をフル活用するためには自分の行動を少し変える必要がある。本当ならば全ての行動を変わる自分に合わせて変えなければいけないが、そうなるとハードルが上がり過ぎてどの行動にも手が出なくなりかねない。
その工夫は
- メモ
- 思考
- 行動
- 発言
この4つだ。
メモは目で見ることも出来るし手を動かすという触覚も伴う。変化の過程としてはど定番だが効果にこれほど安心感のあるものはない。
思考はただ思うというのではなんの工夫にもならないので瞑想といいかえよう。瞑想はごく最近では多くの成功者が取り入れる集中法だが、変化を求める人にもその効果は大きい。
行動にでるというのは間違いなく自分を変える。その中で出来る工夫はなにか。例えば変わった後にするであろう習慣を先に1つ取り入れる。もしくはこれらの工夫を自分がやらざるをえない
環境を作る。行動は小さくても早く多くを考えれば3日坊主や後回しになりにくい。
発言は自分の全てとも言える。自分がどうありたいかを語るのは簡単だが、そうあるためにどうするかまで語ったり、宣言するのは効果がある。しかし禁煙がいつまでも出来ない人のように自分がいつも言うだけになっている場合はいう内容、いう人についても考え直す必要がある。変わった後の自分がするように。
これらは単独で存在するものではなく全て同時にあるものだ。
どれも生活の中であるものだし難しいものではない。
もしこれから変わろうというものがあって今勢いが欲しいのならまずはここのコメントで宣誓でもしてから始めるといいだろう。行動は早く小さく多く。