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愛と仕事と金

自分の価値の付け方

近頃自己評価される価値はストップ高とストップ安で両極端にあるように見えます。

自分の価値は簡単に言えば収入ということになりますが、実際に自分の価値には何が含まれるのでしょうか。

評価基準を考えることで自分の価値を見直していきましょう。

「自分には価値がない」の心理学 (朝日新書)


自己評価

自己評価って高い低いで語ってしまいがちですが、二通りの意味があるってご存知ですか? 一つは高い低いで語られるもの、つまり価値そのものですね。簡単に言うと自分が100円だったり10000円だったりということです。 もう一つが評価システムのこと。自分の価値を決めるための決まりごとです。何を持って自分を100円と言ったり10000円と言うのかその基準ですね。

今回お話するのは両方で、価値のためにシステムを考えるということです。

ただし自己評価は変わるものであるし、正確なものでもありません。参考資料の一つとして自分に出来ることと周りに出来ること、必要なことなどを把握して活かしていくようにしましょう。

自分の価値に気づくヒント (ディスカヴァー携書)

価値とは

それでは自分を評価するための基準を見ていきましょう。 ・金 分かりやすいものの一つ目はやはりお金でしょうか。ただし、これは財布にいくら入っているかだけでは語れません。それは貯金という意味ではなく、身の回りにあるものを換金したらいくらあるかということです。簡単な言葉で言うと資産です。 ・人 羅列しやすいものということで二つ目は人です。家族、友人、知人、恋人好き嫌いにかかわらz全ての人はある意味での資産になります。人がたくさんいればいいということではなく、その人たちの中で自分がどれだけ信頼関係を築いたり出来るかということも細かく見るときには必要です。 ・場所 住む場所というのはそれだけで価値になります。いわゆる地政学上の価値ですが、東京がいいかどうかという話は他の場所の価値を見つけられない人がするものです。 ・経験 いよいよ簡単に測れない物になってきます。自分の経験はどんなものも自分だけのものです。もちろん相手がいるときもありますが、自分の感じ方は自分にしかできません。それは幼稚園の先生に恋したことから溝にハマってコケたことまで全てが自分の価値です。 これをわかりやすくするために時代ごとに各価値を書き出すようにするといいでしょう。 ・能力 ちょっとわかりにくい書き方をしましたが、能力とは出来ることです。もっというならやったことのあることなので経験を先に書いていれば直ぐに書けるでしょう。 高度な技術や専門性は初めからあるわけではなく、経験をつなぎ合わせて高めていくものです。常に専門性は過去の経験から繋がっています。 この能力が上がることが目的のようなもので、そのために他の価値はあるようなものです。いかにこの部分に繋がる価値を見つけられるか、ここを充実させられるかは大切になってきます。 ・愛 夢だ愛だと語りたがるのはガキだけだって言う人もいますが、夢だ愛だと語れない大人は楽しくないでしょう。また不倫とか浮気しか語れないのもあら捜しのキャスターになるようなものです。 愛は自分が愛している物、人、事です。つまり夢も含めて自分がワクワクしドキドキし大切にしたい物全てです。 ・結果 人の価値は結果です。と言ってもそれは経過も含みます。成功という結果を求めているわけではなく、何かを求めて動けることに価値があり、努力そのものが結果だといえます。

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

自己評価、他者評価

自分の評価をするための要素は書き出せました。ではどれかどうプラスなのか。

そのためには目的地を決める必要があります。 何になりたいのかはもちろん、どんな人間になりたいのか、そしてもう一つどう言われる人間になるのかということが重要です。

社会に生きるということは人との関わりに生きるということです。そして自分の価値を社会的に決めるのは他人であり、自己評価の反対は他者評価です。 目的地の一つに他者評価をどうしたいのかを意識することでより自己評価のシステムは正確になります。

今日のパワーワード

パワーワードが流行っていた気がしますが、みなさんはどんなパワーワードを持っているでしょうか。 それがあれば元気が出る、やり直せる、集中できる、夢が叶う色々ありますが、どれか一つでいいというものではなく幾つかから必要なものを選んで使うというかんじです。

今日の言葉は。

全てを覆す力の言葉

どれか一つでいいというものではないとか言いながら、パーフェクトな言葉をお伝えしましょう。

松下幸之助 パワーワード  ― 強いリーダーをつくる114の金言

私は世界を救う人間だ

なんと現実味のない言葉だろうか。 けれどこれほど万能な言葉もない。

故に今日はこれを何処かにメモして、というかスマホでメモしてリマインダーセットして週イチでもこの言葉を吐いてほしい。

当然ながらこの言葉の主人公は自分なので自分をどう表すかは自由だ。 私なのかワッチなのか拙者なのか、もちろん現実味のある言葉である必要はある。

自分を表す言葉

パワーワードには自分自身を表す言葉がよく出てくる。

大抵は私になっているけれど自分が私と言って違和感がある時は変えた方がいい。兎に角何でもいいけれ幾つか試してしっくりくる言葉に置き換えるべきだ。

それは上に書いたようにワッチでも拙者でもいいし、それがしっくりくるまで試す必要がある。

なんせパワーワードに必要なのは実感であり、自分の言葉にすることだ。

仕事をガラリと変える55のパワーワード

自分の言葉

さて、もう一つポイントが出てきたことにお気づきだろうか。

自分の言葉にすることつまり初めはしっくりくるとしても自分のものではない。 繰り返しつぶやき目にして耳にしてじわじわと自分の言葉になる。

例えば昔親に言われて嫌だった言葉もいつの間にか自分が言っていることがある。自分は反発していたはずなのにそうなっていることがある。 それは言葉が繰り返し刷り込まれて自分のものになったということだ。

それは良いことでもあり悪いことでもある。 なので嫌な言葉からは離れなければいけないし良い言葉を聞く機会を作ったり自分で吐いたりするのだ。

やさしい言葉で心を満たせば 素敵な奇跡がやってくる